小学生の暴力行為 年間7万件!
小学生の暴力行為が年間7万件に上ったと文部科学省から発表されたのが昨秋。
10年前の約6倍に増えているそうです。
最近すごく増えているというより、報告件数が増えているということもあると思います。
今は厳しい指導ができないことから制止しにくいことや、今まで報告していなかったことも報告するようになったということもあるでしょう。
昔から暴力行為をする子はいました。
その多くは、言葉で自分の気持ちを伝えられない子、ほかの子と感覚が違う子、家庭で暴力を容認されている子でした。
学校現場ではそのような子に対処するためにいろいろ考えていかなければならないのですが、ここではまずわが子が暴力行為をしない(加害者にならない)ためにどうすればいいのか考えたいと思います。
まず、大人が暴力を振るわない。
これは第一!暴力を振るわれている子は暴力がいけないことだと思いません。
次に言葉で伝えることを教える。
これは小さい時から子どもに話しかけるだけでなく、子どもの話を聞くことで身につけることができます。
最近スマホなどに子守をしてもらっているのをよく見かけますが、これは子どもの脳にとって良くないだけでなく、子どもはどんどん刺激の強い映像を求めてしまいます。
忙しくても子どもに向き合うことが大事です。
ここで楽をすると後でとんでもないしっぺ返しが来るかもしれません。
小さい時からコミュニケーションがとれる子どもに育てることが大事です。