長谷寺は「花の御寺(みてら)」と呼ばれ、特に牡丹の名所として有名です。
とても大きなお寺です。
「参拝入山受付」とあるように、山一つ境内なのです。
500円の入山料を収めて仁王門をくぐると特徴的な「登廊(のぼりろう)」があります。
石段の上に屋根がついている優雅な登り廊下で、左右には牡丹が植えられています。
とはいえ、3月のこの時期はほとんどが葉のない状態なのですが、こもをかぶせてあるところだけは、花が咲いていました。
花の少ない時期でも花が見られるように工夫されているのかと感心しました。
パンフレットによると12か月途絶えることなく、いろいろな花を見ることができるようです。
もう少しすると桜の時期でしょう。境内の中には桜の木もたくさん植えられていました。
本堂でお参り後、御朱印をいただき、開山堂、弘法大師御影堂、道明上人が初めに起こされた本長谷寺(もとはせでら)、五重塔と巡り、最後に藤原定家の塚を通って降りてきました。
国宝の本堂の舞台からの眺めも絶景!
平安の昔より、長谷詣が盛んだったのも納得です。
花の時期はさぞ素晴らしいことでしょう!
ただ、人も多い!!!
人の少ないこの時期が私にはあっているのかもしれません。