きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

不登校が増えていますが

小学生の不登校 誰が面倒を見るの?

現役時代、何人かの不登校の子の担任をしました。

また、担任を外れてそんな子どもたちに関わったこともあります。

 

その時、自分も子育てをしてきた身として、「保護者は本当に大変だなあ」と思いました。

 

昔は「無理やりにでも学校へ」という意識が高かったですが、最近は「無理をさせても解決しない」ということが知られてきて、学校も保護者も子どもへの対応は変化してきました



高校や大学では通信制の学校が増えて学校に行かなくても学べる制度が整ってきていますが、問題は小学生の不登校でしょう。

 

今も昔も「学校に行かない」という子を「どこに居させるのか」、「誰が面倒を見るのか」という問題はほとんど解決されていないように思います。

 

多くは保護者が家で面倒を見ている

でも、共働きやシングルの家庭が多くなっているのにどうするの・・・。

 

私のかかわった子どもたちは、保護者が家で見たり、学校に一緒に登校したりできる人が多かったのですが、中には家に一人でいた子もいます。

 

学校に来てくれれば、別室指導などの方法もとれますが、そうでなければ手が出せません。

毎日迎えに行っても登校できない子はできません。無理強いはかえって悪化させてしまいます。

オンライン授業もアクセスしてくれなければつながれません。

 

働く保護者にとっては、仕事に行かないといけないのに、行きたくないと言われても・・・

休める方は少ないでしょう。

 

虐待の通報が多くなっているという記事が出ていましたが、朝からぐずられると、子どもを外に放り出したくなるのもわかります。

 

困ってしまいますよね。

保護者の方のしんどさが推察できます。

どうすればいいのでしょうか?      ・・・つづく・・・