きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

西国三十三か所巡り 播磨編7(鶉野飛行場跡&Soraかさい)

鶉野飛行場跡(うずらのひこうじょうあと)


朝食を食べて出発。

「Soraかさい」の開館は9時。

少し早めに着いた(すぐ近くだった)ので、鶉野うずらの)飛行場跡

を先に見ようと思い車で向かうと・・・おや?ない>>>>

 

なんと地図を見間違えて反対方向に進んでいたのです。

 

飛行場跡なので野原なのかと思いこんでいました。(実はちゃんと滑走路らしきものが残っている)

 

鶉野飛行場跡は「Soraかさい」の道を挟んで続き(縦方向)にあったのです!

 

近くの田んぼ道をぐるっと一周。元の位置に帰って来た時にはもう開館の時間を過ぎていました。

Soraかさい


入館料200円
を払って中に入ると、大きな飛行機が2機。上からつるしてある「九六式艦上攻撃機と下に置いてある紫電改です。

 

戦争中、ここにパイロットを養成する旧日本海軍の飛行場が作られたのです。

また、姫路の工場で作られた戦闘機のテスト飛行も行っていました。

そして、末期にはここの訓練生から特攻隊員も出しているのです。



戦闘機の展示の奥には鶉野飛行場の歴史や特攻隊のことが映像として紹介されています。

 

横のコーナーでは加西市の特産品などのお土産もありました。

 

小さな施設ですが、行ってよかった!と思えるところでした。

近くを通りかかったら是非行ってみてください。



近くの防空壕の跡や砲台跡の戦争遺構は、説明があればもっといいだろうなあという感じ。

個人で行くと砲台跡が見えるくらいであとは中に入れないのでただの穴?程度です。

たまたまこの日ツアーで来られている団体があり、市の係の人が大型防空壕のカギを開けに来られていたので、少し中を見せてもらうこと出来ました。(朝早く言ってよかった!)

加西市でも説明してもらえる機会があるそうなので、そんな時に行くのがいいかもしれません。



加西市は気球の飛ぶ町として有名なのですが、この鶉野飛行場跡から飛んでいるのです。

加西市上空は気流も穏やか(飛行場が出来た理由でもある)で気球を飛ばすのにもってこいなのだそうです。