習い事としての武道
10月30日付朝日新聞のオピニオン欄に「武道はスポーツですか」という記事があり興味深く読みました。武道がスポーツかどうかはさておいて、私自身若い頃、剣道と合気道をかじっていたので特に興味を覚えたのです。
大学でかじった合気道には試合がありません。
技をかける方と受けるほうが決まっているのです。
それで物足りなさを感じたことはありません。
正に自分磨きなのだと理解していたからです。
また、中学で習っていた剣道では礼に始まり礼に終わる精神を教えていただきました。
試合に勝ってもガッツポーズをしてはいけないのは、自分の剣道を高めるための試合だからです。
また、道具も大切にしますから、道具をまたいだり足で蹴るなんてことは絶対してはいけないことだと思っていました。
フランスでは、礼儀も教えてもらえるから柔道を習う人が多いとか。
子どもの習い事として考える時、武道だけでなくどんなスポーツでも、勝負だけにこだわらず自分自身を高めるように指導する指導者について習ってほしいものです。
習い事は、子どもがやりたいことが一番ですが、環境や指導者も子どもに合っているのかを見た方がいいです。
また、年齢に関係なく取り組めるスポーツや武道は多くあります。(合気道いいですよ!)
子育ての息抜きにいかがでしょうか?