きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

子から親への暴力(後編)

どのようにすれば子どもと良好な関係が築けるのでしょうか?

 

まずは子どもをひとりの人間として認めることではないでしょうか?

乳児のころ親が絶対的保護者です。

 

けれども、自我が目覚めてきたら一人の人間です。

人格を認めてあげることが大事です。

 

これは、子どもの思う通りにさせる事でも、子どもの言うことを聞くことでもありません。

 

良い事は良い、悪いことは悪いと教えていくのも大事な親の務めです。

 

まずは「ダメ」と叱るだけではなく、何が悪いのかどうしていけないのかをきちんと話すことです。

 

その時の気分ではなく理由も話して説得するためには、親自身がきちんとした考え方を持っていなければなりません。

つまり、子育ては親育ちなのです。

そして、子どもの話を聞くこと。

子どもが話すことをまず受け入れて、その上でどうするかを子どもが納得する形で進める。

 

子どもの話に耳を傾けていると、それだけで子どもは認められた気持ちになります。

 

大人は、子どもが小さい頃は「話を聞き取る忍耐」が要ります。

 

でも、そのように努力すれば、話し合う素地ができ、結局は楽に子どもの気持ちを知ることが出来るだけでなく、子どもも周りの人とコミュニケーションをとることが出来るようになるのです。



また、ゲームやスマホタブレットを小さい子どもに持たせるのは感心しません

 

子守をしてくれるので、ついつい与えてしまいがちですが、発達期の子ども達にとってこれらの機器は有害であるというのは科学的にも証明されています。

ここでも、子どもが小さい時に親が手を抜くと後でしっぺ返しを食らうことになります。

 

子は親の背中を見て育ちます

「この親にしてこの子」と思うステキな親子をたくさん見てきました。

 

ただ、一生懸命に育てようとし過ぎても子どもには重荷です。

 

子育ては親の思うようにはならないのが当たりまえですから。

 

「子どもの人生は子どものもの」そう割り切っておくのも大事な事です。

 

親が楽しい人生を送ることで、子どもは生き方を学んでいくと思うのですがいかがでしょうか。

 

 

子育ては口で言ってもムダ

がんばり過ぎては絶対ダメ。

ゆったり楽しく子育てしてくださいね!