小学校からため息が・・・
いろいろな所から学校現場の大変さが聞こえてきます。
若い先生がやめていくという話も聞きます。
40数年前と一体どこが変わったのか考えました。
英語やプログラミングなどの新しい学習が加わり、いろいろなところでデジタル化が進み、新しい作業が増えた。
仕事の量は増えていますよね。
子どもや家庭が変化して、その対応に時間がかかり難しい。
わかります。
世の中の価値観の変化・多様化によって、基準が人によって違うのです。
これは、学校という集団生活を送ること自体難しくなってきています。一斉指導が通らないのですから。
でも、一番違うのは教師にゆとりがないということではないでしょうか。
昔は、先生同士のソフトボール大会やバレーボール大会などもありました。
それに向けて練習する中で、子どもの事や学級経営のことなどなんでも話せる関係ができてきました。
職員室の中でなんでも話せるということは、しんどい時にもみんなで支え合うことが出来ます。
忘年会や歓送迎会だけでなく、平素から飲み会・食事会がある、みんなで職員旅行に行くなど、職務と一見無関係な遊びの部分が若い頃の支えだったように思います。
若い人の中には好きでもない人と仕事に関係ないところまで付き合いたくないという人が多いように思いますが、実はそんなところも仕事がしんどくなってくる原因なのではと思います。
教師は、子どもたちに人間関係の結び方も教える仕事です。
先生自身が多くの人とコミュニケーションをとり、楽しく働く姿を見せることは子どもにとっての一つのモデルではないかと思うのですが・・・いかがでしょうか。