あと数ヶ月で中学受験ですね
2学期が始まり中学受験へのエンジンがかかるころなのか、最近、新聞でも教育虐待の記事をよく見かけます。
子どものためにと思っているのに「毒親」になってしまっていませんか?
子どもの虐待や育児放棄なども「毒親」ですが、知らずになっているのが教育虐待の「毒親」です。
この場合のキーワードは「子どものため」です。
「子どものため」という言葉で覆い隠されていますが、実は自分(親)のためであるということに気が付いていないのです。
「子どもが将来苦労しないように」の裏には「親のみえ」「果たせなかった夢」「世間体」などが隠れています。
子どもの人生は子どものものです。親でもとやかく口出せるものではありません。なぜならば責任が取れませんから!
では、親は何もしてはいけないのか?
それも✖です。
親には導いていく責任があります。
動物の親は子どもに「生きていくすべ」を教えたら自立を促します。
人間の「生きていくすべ」とは何でしょうか?
生活での大きな柱「衣食住」については学校でも教えてくれますね。
では???
一番は、「自分の力で考えて答えを出す」ということではないでしょうか。
どんなに勉強ができても、日常の生活が出来なければ生きてはいけません。
日常の生活では様々な決断にせまられ、その責任を自分でとらなければなりません。
それが出来なければ生きていくのがしんどいでしょう。
親はそこを教えなければならないと思います。
余計な手出し、口出しは「子どもの考える力」を阻害します。
子どもが「楽しく充実した人生を送れる」ようにするのが親の務めです。
その時に「失敗」や「回り道」「挫折」はつきものです。
それをお忘れなく!