読書感想文できましたか?
夏休みの宿題の中で子どもたちの苦手なものの一つが読書感想文でしょう。
作文が好きな子はぜんぜん苦にならないのですが、嫌いな子はどうしていいかわからない。
仕方がないので、あらすじを丸写し・・・なんてことも
中には作文の最後が「はたして・・・」で終わっている読書感想文もありました。
本の好きな子
あまり苦痛ではないでしょうが、中には「読むのが好き、書くのは嫌い」なんて子もいます。
感想文を書きやすい本と書きにくい本があります。
自分の経験したことと照らし合わせることのできる本は書きやすいです。
反対にSFなどの物語は「楽しかった」「ドキドキした」と一気に筋を追ってしまい感想としては書きづらいです。
でも、一番書けるのは「感動」がある本です。
本の好きな子なら、最近読んだ本の中で一番感動した本を題材にして、どんなところに感動したのかを掘り下げてみると感想文が出来上がると思います。
本の苦手な子
普段あまり本を読まない子は、本を読むこと自体に苦手意識がある子が多いので、できれば一緒に読むことから始めるのが良いと思います。
本はあまり長くない本。
課題図書の中の一番面白そうなものでも、少しでも興味のありそうなジャンルのものでもいいです。図鑑でもなんでも・・・
そして、面白いと思うところをあげていって、なぜ面白いと思うのか、自分ならこうするとか、読んでいてこんなことをしたくなったなど、自分の思いを言葉にださせれば、それがそのまま感想文になります。
大人はついいいものを書かかせようと思いますが、自分の考えがしっかり書けていればいいのです。
書くことが少しでも楽しくなるといいと思います。