6月26日の朝日新聞から
「将来はストレスが少なくなると考える楽観的な人たちは、物事を深刻に先延ばしする癖が少ない。」
そんな研究結果を東京大学の研究グループが科学誌に発表したという記事がありました。
その記事では「深刻な先延ばし癖を減らすには、未来に希望を持つことや、その支援を受けることが大切ではないか」と指摘しています。
ここでいう「深刻な先延ばし」とは、課題を先送りすることでよくない結果を招くことがわかっていても先延ばしにしてしまうことです。
「何とかなるだろう」と思う楽観的な人が先延ばしにするのかと思いきや、楽観的な人が先延ばしにする癖が少ないとは・・・。
夏休みの宿題でも、始まるとすぐにやってしまう子がいるとか思うと、最後に死に物狂いでやる子もいます。
まあ、やり切れるのは深刻な先延ばしではないのかもしれません。
中には出来上がらない子もいますから・・・
これは、性格の問題で無理に変えることはできないのかもしれませんが、小学校の時くらいまでは大人の働きかけで、夏休みの宿題を早目に済ませることもできるはず。
「早くやり遂げてスッキリした」という成功体験を積み重ねることで、「深刻な先延ばし」をしなくなるかもしれません。
それが楽観的な生き方につながるかも・・・
私の今までの経験から言っても、課題を先延ばしにして良い事はほとんどない!
夏休みの宿題を早めに仕上げ、親子共に気持ちよくなれるような支援をしてあげてください。