自分から学習に向かうには・・・
小さい時からいろいろな事に興味を持ち、探求するのが楽しいと感じる子は、自分から学習に取り組みます。
そんな子を育てるためには、まず大人がいろいろな事に興味を持ち、それを楽しそうに話すことです。
知らないことを知ることは大人でも楽しいですよね。それを共有してください。
そして、読書好きにすることです。
本を読めばいろいろな知識、考え方に触れられます。本好きになれば知識の面では困らない人間になるでしょう。
そのためには、読み聞かせは有効です。忙しくても少しの時間を見つけて読み聞かせをしてあげてください。
この時間の投資は絶対に将来の子どものためになります。
中学受験を目指そうと思う保護者の気持ちの一番大きいところは、「子どもの将来のためになることをしてあげたい」という気持ちでしょう。
大きなお金の投資をしようとしているのですから、お金だけでなく時間の投資がぜひ必要なのです。
小さい時からの積み重ねでいろいろな事に興味を持てれば、広い世界に出ていくことにも不安がないし、積極的に行動できるでしょう。
大人の無理強いではなく、自分の興味のあることのための一つの道として、中学受験が選択肢に入ってくると思います。
やはり、子ども主体の受験にしたいものです。
スポーツを高校受験で中断しないために中学受験した子や自分の趣味の鉄道のクラブのある学校に行くために受験した子、自由に研究させてくれる授業にひかれて受験した子などは、自分から積極的に受験に臨んでいました。
~つづく~