きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

金柑ジャムを作りました!

先日実家の庭にある金柑の収穫をしました。今季二回目です。黄色く色づいたいい香りのする金柑を、大きく伸びた枝を払いながら収穫しました。一回目は色づいたものだけを収穫したらバケツに5分の一くらい。昨年一度に全部収穫して加工したらとてもしんどかったので、今年は3回くらいに分けて収穫加工しようと思ったのです。今回の収穫はバケツ3分の一くらいでした。

何に加工するのか?・・・ジャムです!

実家の父はよく金柑でお酒、「金柑酒」を造っていました。それも甘くておいしいのですが、私はジャムを作っています。朝ご飯に必ず飲むヨーグルトスムージーの味付け用にこの金柑ジャムを使って、ちょっとだけですが節約にもなっています。また、のどが痛い時にお湯で薄めて飲むのにもいいのです。

父が亡くなってから金柑の実がなっているのに収穫しないと、「早くとって」と言われている気がして収穫したのですが、「どうしたものか?」と思っていました。最初は、のどの薬代わりに甘露煮にしたらと思って試しに少し作ってみたのですが、全部を作ったらとてつもない量ができることに気付き、途中から「ジャム」にすることになったのです。もちろんグーグル先生に作り方を聞いて・・・。何回かやっているうちにできるだけ楽に楽にと、自己流になってきました。

年に二回収穫できる金柑の木は、実家の庭に残っている最後の果樹なのです。何も世話しなくても毎年たくさんの金柑がなります。さすがに市販のに比べると小さいですが。

金柑ジャムの作り方

1,金柑を洗ってヘタを取ります。

2,沸騰したお湯で5分ほど煮ます。(柔らかいほうが次の作業が楽です。)

3,半分に切って中の種を取ります。(この作業が大変なのですが、柔らかいと少しつまむと種が飛び出すので楽になります。)

4,袋に入れて冷凍する。(1日~数日)←今年初めて半分してみた。


5,フードプロセッサーで粉々にくだきます。(包丁ではしんどいです!)


6,鍋に金柑と砂糖を入れて煮ます。


7,程よく煮詰めたら出来上がりです。(10分~15分)

はちみつを入れたこともあるのですが、後で固まって取りにくかったので、今は上白糖にしています。砂糖の量は目分量で今回は金柑の量の四分の一くらい入れましたが、ジャムづくりでは果肉と同じくらい砂糖を入れることも多いようです。私は甘いのが苦手なので少なめにしています。

今回は半分を一度冷凍してみました。美味しいいちごジャムを作っている人に、作り方を聞いた時、一度冷凍したものを使った方が美味しいと聞いたので金柑でも・・・と試してみました。結果は、やはり、冷凍した方が色合いも滑らかさも良いように思います。次回からはすべて冷凍したいと思います。

できたジャムは煮沸消毒した瓶に入れて冷蔵庫で保管しています。この時の瓶は普段購入しているジャムの瓶を残しておいて再利用しています。

 

庭先に金柑の木を植えているお家をよく見かけるのですが、「そろそろ収穫の時期では?」という目で見ている自分に気付きます。

金柑がなっているのなら、少し手間がかかりますがなかなか美味しいジャムになりますよ。いかがですか?