マイブーム到来
マイバック作りにハマっています。マイバックと言っても買い物に使うものではなく、普段持ち歩く鞄です。もともと鞄好き。でも、ブランド物には全く興味がなく、極めて実用本位。軽くて使いやすい、自分の用途に合ったバックを日夜探しているのですが、案外とこれがないのです。ほしい条件は
・リュック、肩掛け、手持ちのスリーウェイ
・軽い
・ポケットいっぱい
普段使いに便利で旅行にも持っていけるバック。最低限の三つの条件でもなかなか難しいのに、そこに色やデザインなどの付録の要望も満たしているものとなるとほとんど皆無です。
でも、より近いものを見つけると年に数点は買ってしまうので、結構な数になってしまっています。まあ、ブランドものでなく皮製品でもないので、1品の値段はさほど高くないのですが。
先日も軽くて、リュックと手持ちというバックがなんと3000円以下であったので、今まで持っていない色をつい買ってしまいました。
でも、理想のバックがほしい!
そうだ、バックを自作すればいいんだ!と思いつき、習いに行こうかと検索。でも、高いのです。年金生活者が趣味で行くのもねえ・・・。ちょっと考えました。
*劣化していたバック
先日久しぶりに出してきたカバンがなんと表面が劣化!捨てようと思ったときひらめきました。同じ捨てるなら分解してみよう!分解してみると作り方がわかる。おまけに部品などまだ使える物もある。そうだ!自分で考えながら作ってみよう。ダメ元なので、できるだけお金をかけずリサイクルで。足りないものはイマドキ百円ショップでも売っているし、ということでまずチャレンジしてみることにしました。
記念すべき第一作は、以前から思っていた、横広のカバンで、スリーウェイ、A4サイズの封筒が入る特殊なサイドポケットがあるもの。
*作品第1号ショルダーの時
作り出すとこれがオモシロイ!どの大きさのパーツを作るのか、どこから組み立てたらいいのか、部品は何を使えばいいのか、などまるでパズルのよう。後でこっちの方が先にしておかなければいけなかったとか、この辺りはちょっとおかしいから補正しようとか、考え悩みながら作りました。
試作品のつもりで、表地を家にあった残り布で、裏地は夫の古いカッターシャツと花束の包装用不織布、ファスナーは古いカバンの再利用、あとの足りないものは百円ショップで買ったので、ほぼお金をかけずに出来上がりました。ただ、家にあるもので作ったので、これから冬という季節に、夏にピッタリなものが出来上がってしまいましたが、縦20㎝のカバンなのに折りたたまないでA4封筒が入ります(あまり分厚いものはダメですが)。自分の技術が今一つなので、売り物の様にはいきませんが、もう少し修行をつめば、自分のニーズにあったバックが作れそうに気がしてきました。
*リュックにした時
ただ、こんなにいろいろな材料を使って手間暇かかるカバンが3000円以下で売っているということにビックリ!材料費だけじゃないの?こんなに安くて大丈夫なの?と改めて考えさせられました。
まあ、とりあえず、光が見えてきたので、理想のバックを目指して、マイバックづくりにこれからも楽しく挑戦していきたいと思っています。
*A4サイズの冊子を折らずにサイドポケットに入れることができます。