暑い日と寒い日が交互に来て、秋が深まっていきます。稲刈りの終わった田んぼには、連日いろいろな種類の鳥たちが訪れ、特にスズメたちはとても賑やかです。
金木犀と銀木犀
いたるところで金木犀の花が咲いています。近くの公園では、金木犀が終わるころに銀木犀が咲き始めるのですが、今年うちの木は一緒に咲き始めました。金木犀の香りに比べて銀木犀はすぐそばまで行かないと匂わないのですが、公園のように大きな木が何本もあると暗くなってきたころ通りかかるとほのかに甘い香りがします。因みに金木犀は銀木犀の変種にあたり、元の木は銀木犀なのだそうです。
金木犀の香りは遠くからでも、咲いているのがわかるくらいの匂いなので、甘い香りがすると 辺りの木を見渡して黄色い可愛い花を見つけるのがこの時期の楽しみの一つです。
*公園の金木犀と銀木犀(金木犀は満開、銀木犀はまだ咲いていない)
花芽が付くのはいつ?
先日から金木犀がいつ咲くのか楽しみにしていて気づいたことがあります。
金木犀の花のつぼみは、ほんの1ヶ月ほど前に木の幹に小さなこぶのようなつぼみをつけ、あっという間に大きくなって咲きます。桜は、冬の間につぼみをつけて、3月下旬に咲きますよね。桜の後に咲くハナミズキは、なんと、もう夏の間に次の年に咲く花芽を作っています。花によってもこんなに花芽を付ける時期、育つ期間が違うことにビックリします。
ハナミズキ
家には鉢植えの二本のハナミズキがあります。赤いハナミズキと白いハナミズキ。白いほうは花が大きくて、毎年たくさんの花を咲かせます。枝の先端の小さな芽の形で葉になるのか花になるのかがわかります。つまり、8月にはもう、花がどれくらい咲くかもわかってしまうのです。赤いハナミズキの方が花芽が小さく、付ける時期も少し遅いということにも気づきました。今年は赤い花もかなり咲きそうです。そして、花の多さは夏の成長に関係していそうです。時間にゆとりのある今だからこそ、気が付いたのですが、現役時代にもっと気付いていれば、子どもたちにも話してあげられたのに、ちょっぴり残念です。
*白のハナミズキの花芽と赤い実
*赤いハナミズキの花芽
でも、いつでもどこでも探求心を持つことは人生を面白くしてくれます。これからもいろいろな事を見つけていきたい、探りたいと思っています。見つけた事をまた報告させてください。
下の写真は、今朝見つけたハイビスカスの虫食いの葉っぱの穴に伸びてきたネギ!
もう一つはある日のお味噌汁。ネギを入れたらなんと豆腐にネギが刺さりました!家で採れた元気なネギです。