きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

屋久島旅行記(その4)


2日目のつづきです。

西部林道

世界遺産の島として知られる屋久島ですが、実は島がすべて世界遺産ではないのです。世界遺産なのは、島の中心部の山のあたりが多く、海岸沿いでは西部林道のあたりだけです。それで、この辺りだけ道路が整備されていません。世界遺産に登録されると道路も改修工事ができないのだそうです。世界遺産登録前に整備されたところと違い、対向車が来ると気を付けないといけないくらい狭く曲がりくねっています。でも、そこが自然っぽい!そこでは自然動物にたくさん巡り合えました。

*林でお昼寝中の屋久猿の親子

*道路でくつろいでいます

*おしりのハート型がかわいい屋久鹿

猿も鹿も本土のものより一回り小さく、最初子どもかと思いました。暖かい屋久島では冬を越さなくていいので小さいのだそうです。同じ種類の動物であれば、体温を維持する関係で、寒冷地の動物は体が大きいほうが、温暖地の動物は体が小さいほうが有利なのだそうです(ベルクマンの法則というのだそうです)。

この辺りでは動物もわかっているのか、人が近づいても逃げません。おかげでかわいい姿をじっくり見せてもらいました。

永田(ながた)いなか浜

ここはウミガメの産卵地で、行った時もウミガメが産卵している辺りには縄で柵がしてあり、ところどころにウミガメの卵の抜け殻がありました。たくさんのウミガメたちが無事に生まれて海に戻り、大きくなってまたこの海岸に来てほしいと祈ってきました。

昼食

島を一周して再び宮之浦の屋久島観光センターへ。昨日と違うお店でツアーに含まれる昼食を食べました。なんと三度目のトビウオ定食!「トビウオしかないんかい?!」と思わず突っ込みを入れてしまいました。残念ながら、ここでのトビウオのから揚げはイマイチ。魚としては一番大きかったのですが、しっかり揚げていないのでカリカリ感がなく、ひれも食べられないし、ひれを取るとあまり食べるところがない。まあ、三度目なので、飽きているということもあるかも・・・。

                        つづく・・・