きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

憲法記念日によせて

今日は憲法記念日です

新聞やテレビではこの日に合わせていろいろな特集が組まれています。なるほど年に1度くらい憲法について考えてみなくてはならないかもしれません。昨今憲法改正のことが選挙のたびに浮かび上がり話題になるのに案外私たちは中身を知らないな。と朝ラジオを聞いていて思いました。ラジオを聞いていて一番驚いたのは憲法を守る義務があるのは政治をする人たちで、我々一般国民ではない。なので、憲法を国民に守らせるためにそれぞれの法律を作っているのだそうです。(第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。)

小学校6年生の社会で世の中の仕組みについての学習があります。その時に日本国憲法のことについて学習します。国民主権基本的人権の尊重、平和主義。憲法の前文の暗唱をしたり、主な内容は学習しますが百三条の日本国憲法全文を読んだのはいつだったか・・・あまり覚えていないのでこの機会に読んでみました。今は本当に便利で「日本国憲法」と検索すればすぐ読めます。

余談ですが、読んでいて、高校の公民の学習で、先生が「拷問をしない。」(第三十六条 公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。)なんて書かれているのは、日本人として本当に恥ずかしい。と言われていたことを思い出しました。

読んでみて、改めて日本の国が向かうべき方向が示されているものだなあと思いました。百三条の日本国憲法あっという間に読めますので、日本の国の行く先を考えるためにも、この機会に今一度読んでみてはいかがでしょう

私たちはこの国を担う子どもたちにこの憲法の精神をしっかりと教えていかなければならないのではないでしょうか。

坂本龍馬像(高知県 桂浜)