きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

職員会議ってなにするところ?

4月 何回会議がありますか?

4月は年間の行事やそれぞれの委員会(学校によって呼び方は違うでしょうが)の様々なことを決める会議が目白押しでしょうね。学校によっては春休みから始めているのでもう終わっているというところもあるかもしれませんが、本当に決めることが多くて大変ですね。

それぞれの委員会から出てきた案をもとに職員会議で決めていくところが多いのではないでしょうか。そして、月に1回は全員での職員会議。少なくとも私の勤めた学校はすべてそうでした。

職員会議は学校によって雰囲気が全然違うようです。ある学校ではほとんど報告だけ。ある学校では喧嘩のようになって収拾がつかない。また、ある学校ではどんなに話し合っていても校長先生の鶴の一声で覆る・・・

在職中、ある校長先生は、「職員会議は決定機関ではなく諮問機関です。決定権は校長にある。」と明言されました。その通りなのでしょう。なにせ責任を取るのはほぼ校長先生ですから!

その時は、「それなら職員会議なんていらんやん!」と私は思いました。が、その後も同じように会議を繰り返しているうちに、結局、職員会議とは、案を出し合ってより良い学校(子どもたちにも先生にも)にするためにみんなで考えるための場ではないかと考えるようになりました。

ということは、全員がしっかり考えて意見を持ち、擦り合わせていくことが大事なのではと。反対意見を出すと否定されたと感じる人がいますが、いろいろな対立する意見があるからそれらのいいとこどりしてより良いものになっていく。つまり反対意見や違う意見はあるほうがいいはずです。力のある職員が発言すると反対できないなんておかしい。最後には全責任を負う校長先生が決めたとしても、話し合ったこと、考えたことが無駄ではないと思います。

みんなが考え意見を言える、話し合いができる雰囲気は学校全体をいい雰囲気にしてくれ、話し合える子どもたちが育つのだと思います。

忙しいけど、実りある職員会議にしてくださいね!!

*魚をくわえたシーサー