きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

台湾旅行記2

台湾 高雄

あっと言う間に高雄到着です。ここで現地のガイドの林(リン)さんやツアーの人たちと顔合わせです。ツアーの人は総勢35人。多くは年配のご夫婦で、一台のバスで行動します。

蓮池潭

まず最初に行ったのが蓮池潭。

ハスが生えている湖なのですが、もうこの時期は蓮の花も終わって葉っぱも枯れかけていました。おまけに龍虎塔という龍と虎の口から入るようになっている二本の塔は工事中でした。といっても時間があまりなかったので工事中でなくても塔の上まで登っている時間はなかったと思うのですが、一応龍の口から入って虎の口から出ることはできました。私は前回登ったのですが階段がしんどかった記憶しかないので、登れなくてラッキー。うちの家族の性格からすると、登れたらきっと時間ギリギリでも走って登ったでしょう。


湖ではロープで引っ張る水上スキーのアクティビティーが設置されていました。以前大会が開かれた時に設置され、週末になにかイベントがあるようでした。

*シャカトウ


近くの寺院の出店でフルーツがたくさん売っていたのですが、日本ではあまり見ないフルーツがいっぱいありました。マンゴーやヤシの実、ドラゴンフルーツまではわかりましたが、あとはさっぱり。中でも不思議な形をした「シャカトウ」というフルーツを買ってホテルで食べてみようということになりました。「シャカトウ」というのは、お釈迦様の頭のような形をしているからそう呼ばれるのだそうです。どんな味だったかはまた後で・・・

リュウガン

 

高雄港大港橋での夕食と観光


その後、夕食のために高雄港大港橋へ。夕食は海鮮中華料理です。8人の円卓は私たち4人とお父さんとお父さんのお兄さんそれに学齢前の子ども二人の4人連れの二組です。他の人たちは二人連れが多かったので組み合わせが変わっていたみたいなのですが、私たち8人は最後まで同じでした。子どもたちにも大人と同じだけの量が出るので全部完食とはなかなかいかなかったですが、台湾ビールを頼んで美味しくいただきました。けっこう中華料理の割に脂っこくなく口に合う料理でした。子どもたちとってもおとなしかったです(眠たそうでした)。

食後に日の沈みかけた「高雄港大港橋」を観光。新しい観光名所だそうで、この橋は船がとおる時に橋が回転して水路を開けることが出来る橋なのだそうです。

この辺りは新しいお店や特徴的な形の劇場があり、大型のクルーズ船が停まっていたりと今最先端のおしゃれな所、少し神戸の港を思わせるところでした。



 

台湾旅行記1

8月、久しぶりの海外旅行に行きました!台湾!!


コロナが流行し始めた時にぎりぎりでハワイ島に行って以来です。本当はヨーロッパに行きたいと思っていたのですが、ロシアのウクライナ侵攻もあり、あまりに飛行機代が高い!おまけに円安!ちょっと手が出ません。そこで台湾へ。

台湾へ行くのは3回目です。1度目は娘と二人で台北へ。2度目は職場の仲間と新幹線で台湾縦断、そして今回は高雄から台北に縦断するコースです。今回は夫と下の娘、それに娘の友だちも一緒でした。彼女たちは別に行くはずでしたが、たまたまいいツアーがあったので一緒のツアーで行くことにしたのです。台湾は時差も1時間しかなく、夏に行くと暑さも同じくらいなので体にやさしい。まあ、ガイドさんは「台湾は40℃にはなりません」と言っていました!今年の日本は異常ですから熱帯の台湾より日本の方が暑いのですね。そして料理も美味しい。

トラピクスの75周年企画でお安く、しかもサーチャージがなかったので即決しました。国際情勢も怪しいので、いつ台湾に行けなくなるかわかりませんからね。

 

1日目

11時20分関空発のピーチ航空で高雄へ。

11時20分発なのに関空に8時50分集合です。早くない?

ピーチなので、座席を並びで確保するためかもしれませんが・・・。集合時間より早めに着いて、関空で朝食をとることに。

関空COCO'Sの朝食


そして、やっと出発。2時間半ほどのフライトです。ピーチの国内線は何回か利用していますが、国際線は初めてです。ちょうど昼食時が飛行機の中だったので、パンを購入して乗り込みました。国際線でもLCCは何も出ないので、機内でパンを食べようというわけです。


でも、機内販売ではカップヌードルカップ雑炊、ポテトチップスなどのおやつやビールなどが少し高い値段(500円くらいが多かった)で販売されていて、結構いい匂いがしていて食欲をそそります。以前エアアジア機内食を頼んだら・・・美味しくなかった!それならカップヌードルの方がウンと良い。ピーチ「上手く考えている」と感心しました。機内食も予約時に頼めばあるそうですが、カプヌの方が私は良いと思います。パンのお供にテールスープを頼んだのですが、フリーズドライでしょうね、なかなか美味しかったです。

*機内にエアコンが入ると煙(水蒸気、湯気)が・・・

秋なのに暑い、でも虫たちは・・・

9月なのに暑い!!!

2学期が始まりました。夏休みの宿題のドリルなどはタブレットやPCでするので、点検が楽になったかもしれませんが、読書感想文やその他もろもろ宿題を見るのは大変な作業です。暑い中の新学期で健康面でも気を遣うことも多いでしょう。近くの小学校でもお昼休みのはずなのに子どもたちが遊んでいないと思ったら、校舎の出入り口に赤い旗が・・・。熱中症警戒アラートか!


せっかく学校が始まっているのに運動場で体を動かせないのでは子どもたちもストレスがたまることでしょう!

本当に暑い日が続いているのですが、周りを見渡すと季節は確実に進んでいるのを感じます。

いつの間にかクマゼミの声が聞こえなくなったと思ったら、ツクツクボウシが鳴いていました。トンボもシオカラトンボアキアカネに入れ替わってきています。こんなに暑いのに虫たちはどうして季節がわかるのでしょう。

昨日は大きなカミキリムシが庭の植木にくっついていました。その時、「でかっ!なんていうカミキリムシだろう?外来種だとやばいな」と思ったのです。Googleで検索してみると「ゴマダラカミキリ」在来種の中で最も大きなカミキリムシだそうです。

外来種だと・・・」思ったのは、先日外来種のカミキリムシの虫害をニュースでしていたからで、「外来種だと殺した方がいいのかも、でも嫌だなあ」という思いがあったのです。


そのことについては8月30日付の朝日新聞教育欄の「外来種駆除 命の大切さどう伝える」という記事で、生き物観察ガイドをしている人のお話が載っていました。

観察会の時に子どもたちにアメリカザリガニを見せた時、「こいつらは殺してもよい」という声が聞こえて、「駆逐してやる」と踏みつぶしている子もいたそうです。

大学の先生からは、「小さい子にとっては『命は大切』ということと『外来種は駆逐する』という二つのことを同時に理解することは難しいので、ある特定の種は『殺してよい』それ以外は『殺してはいけない』という認識を幼児期に注入してしまい命の選別につながることが危惧されるが、外来種の駆除が命の大切さを伝える機会にもなる」というようなことが書いてありました。


実際大人でも矛盾を感じますよね。昔から人間の都合で「益虫」と「害虫」に分けたり、自分たちで持ち込んだ外来生物が必要なくなったり必要以上に増えたりしたら駆除の対象にしたり、人間の行き来でくっついて来た虫たちも害虫ですから。

けれども、困るのも確かです。

「鉄腕ダッシュ」という番組(私は教育番組だと思っているのですが)では、『生き物たちは悪くないけれど厄介者』という言い方をして、ただ殺す(駆除する)のではなく美味しくいただく(食べる)という形で駆除しています。


命の大切さを伝えながら環境保護も伝えるには、大人の姿勢や見方がとても大事だと思います。それを優しく伝えられるのも先生ではないでしょうか。教科の学習も大事ですが、先生が対面で教えるメリットの一番はその時に起こっている子どもの興味のあることの中から、いろいろな事を語れる、教えられることなのだと思います。

カミキリムシの話を子どもたちにしたかったなあ!

 

二学期のスタートに

2学期はまだ暑い!

昔は9月1日が2学期の始業式というところが多かったのですが、最近は8月中に2学期が始まっているところが多いようです。子どもたちの2学期のスタートは上手くいっていますか?

商業施設に行くと「なんだか静か・・・ああ2学期が始まったのか」と感じます。学校に行ってくれて元の日常を取り戻しほっと一息の方も多いかもしれません。


ただ、2学期のスタートはつまずく子どもも多いです。特にまだまだ暑いこの時期、夏休みにあまり外に出なかった子は用心しないといけません。それだけではなく、夏休みに生活リズムが崩れていたりすると体がしんどくなります。そうすると、心のバランスも悪くなってしまいます。しんどい時にはやる気は出ませんからね。

子どもの様子を普段以上に観察してあげてください。崩れたものを戻すには時間が必要ですので、9月の前半は特に睡眠時間がしっかりとれるようにしてあげてください。心配な事は担任の先生に早めに話しておいた方がいいです。


先生いますか?

ただ、新聞等でも問題になっていますが、新学期担任の先生はいますか?専科の先生は?

今学校では、先生が少ないので、先生が病休や産休になると代わりの先生がこないこともあります。そうなると、いろいろな先生が入れ替わりで授業をしてしのいでいる学校も多いのです。

学校に文句を言ってもなんともならないのですが、教育委員会に訴えるなどの手も考えられます。ただ、予備の先生がいないので本当になんともできないという状態なのです。大急ぎで政府に何とか対策をしてもらわないといけないのですが、もし、そんな状況になってしまったら・・・。

やはり普段以上に子どもの様子を気にかけてあげてください。また、気になることは校長先生や教頭先生、そのクラスに一番かかわっている先生に相談してください。子どもはやはり担任がいないと落ち着かないことが多いですし、クラスの中でも、いさかいやいじめなどが起こりやすいのです。

先生が病気やお産でお休みするのは仕方がないのですが、精神的に追い込まれて休んだり辞めたりする先生もいます。できればそのような事はないほうがいいですね。

そのためには、いろいろな状況があるとは思うのですが、担任の先生のやり方に文句があっても、感情的にならず建設的な話し合いで乗り切ったほうがいいのではないかと思います。先生がしんどくなってしまいお休みすることになると、代わりの先生は来ない可能性もあります。クラスは先生と子どもたち、そして保護者の三者で作り上げていくものです。そんな気持ちで保護者も協力していけば子どもたちにもいい影響がでると思うのです。

我が子だけでなく・・

このような先生不足の状況は早く解消されないといけないと思うのですが、いつでも子どものためを思って行動することが大事です。でも、それが我が子だけのことでは、残念ながら我が子のためになりません。広い視野で子育てをしてください。それが一番我が子のためになるのです。

2学期のスタートしっかり見守ってあげてください!

信州安曇野旅日記6

大王ワサビ園

最後にすぐ近くにある大王ワサビ農園に寄りました。

前に来たのはスキー帰りで、雪の時期でした。人も少なかったのですが、この日は日曜日ということもあってたくさんの人で賑わっています。ワサビ田は日差しを避けるために黒い布に覆われていてワサビを見ることはできませんでした。


また、中央道が渋滞しているかもしれないので、あまりゆっくりはしていられないので、手近なお店でワサビソフトとワサビのサイダーを買って食べました。


前回ワサビ団子は食べて美味しかったのですが、ワサビアイスとワサビのサイダーは未知の体験・・・。甘いアイスクリームに本物のワサビが入っていて刺激がgood!さっぱりとして癖になる美味しさです。ワサビのサイダーは・・・。なかなか刺激的でした。

お土産を買って、ここで弟家族と別れ、帰途に着きました。

帰りは中央道も渋滞はなく順調に帰ることが出来ました。

おまけ

順調に帰って来たのですが、最後に・・・

大阪に着いたのがもう6時ごろだったので、途中で夕食を食べようということになり、「魚べい」に入ったのです。

店にはいっぱいの人。番号をとって待っていたのですが、1時間待ってもまだまだ・・・。番号は一向に減らない。待っている人に予約して時間に来る人、なかなかです。このままだと8時になっても無理かも・・・と思い、帰ることにしました。

大急ぎで家に帰ってから冷蔵庫や冷凍庫のもので適当に作り、8時には食べ始めることが出来ました。「魚べい」をあきらめてよかったです。

教訓、日曜日の夕食を外で食べる時には早く行くか予約しよう!!

*その日の夕食


道の渋滞に始まり、お店の渋滞で終わった旅行でしたが、久しぶりに弟家族とも会えただけでなく、念願の「リトリート安曇野」にも泊まれたし、蕎麦打ちもできました。おまけに信州は涼しかった!終わってみると楽しい旅でした。今回行きそびれた上高地はまたリベンジしたいと思います。できれば上高地で一泊出来たらいいのですが!

一つの旅が終わるとまた行きたいところが見つかります。これからもいい旅ができますように!

信州安曇野旅日記5

道祖神」で蕎麦打ち体験

最後の日は朝から大忙し。この日蕎麦打ちを予約しているのは安曇野の「道祖神」というところです。時間は9時半。予約時に「11時から別の予約があるから9時半ならできます」ということで、9時半になったのです。移動に2時間近くかかるので、とにかく早く出なければ・・・

朝ごはんは7時からのバイキングなので、それまでに温泉に入って荷物等を用意しておいて、7時前にレストランに。な・な・なんと7時前から人がいっぱい。そういえばここは上高地にも近いので、「上高地に行くには朝早く出発しないと駐車できない」ということをみなさんよく知っているんだなあ!と感心しながら急いで朝食をとりました。

7時半過ぎに出発。安曇野には9時15分ごろにつきました。

道祖神」は住宅地の中のなかなか見つけにくいところにあり、看板も小さくてわかりにくかったので、住所を頼りにカーナビの示すあたりをきょろきょろ探して見つけました。なんと、フツーの民家でおじさん?おじいさんかな?が一人でやっておられたのです。


少し早かったのですが、部屋に通されて、エプロンをつけて説明を聞いてから手を洗い、蕎麦打ちの部屋に。なにせ普通の民家(3DK?)ですから結構狭い。最初の部屋が四畳半くらい、そば打ちの部屋も六畳くらいで、大きなテーブルが置いてあるので9人はいるといっぱいです。3組に分かれて3~4人で一つのお椀を使い蕎麦を打ちます。

まずはそば粉と小麦粉をまぜて、3回に分けて水を加えながらかき混ぜます。指を立てるようにして混ぜていくと、パラパラだった粉が最後の水を加えるとまとまるようになりました。



そこから丸めるのは素人では難しいのか先生がしてくださいました。そして綿棒で伸ばしていきます。生地を破かないように少しずつ力を均等に加えて伸ばしていくのですが、最初は丸く、そして最後には四角く・・・。均等がなかなか難しい。

それを折りたたみます。


最後に切ります。大きな包丁と木の板を使うのですが、細く均一に切るのは超難しい!

大阪ほどではないですが、その日の気温は30度くらいあったと思うのですが、この部屋にはクーラーも扇風機もなかったのです。「風で粉が飛ぶ」からなのですが、その中で動いていると暑い!あつい!汗をかきながらの作業でした。


作業を終えて出来立ての蕎麦をゆでて水でしめてもらい、それぞれの器に盛りつけてイザ!試食タイム。さすが安曇野、生のワサビがグループに一本ついているので、擦りたてのワサビを添えていただきました。

 


美味しかったのですが、太さがそろっていないので固さが違う。やっぱり職人の作った蕎麦が美味しい。簡単そうでなかなか奥の深い蕎麦打ちは、はまる人の気持ちもわかりますが、私たちは「職人の打ったそばがいい」という意見で一致しました。

この蕎麦打ち体験は一人2,500円でした。

 

 

信州安曇野旅日記4

畳平


往復バス料金をはらうかどうかちょっと悩んだのですが、「歩くのは・・・」という意見があったので往復料金を払って(一人3400円)バスに乗りました。樹林の中の道を行くと所々で見覚えのあるゲレンデの風景が。冬はゲレンデの中の緩やかな林道なのです。どんどん登っていくと雪渓でスキーをしている人たちがいました。リフトもないのに多くの人が板を担いで登っては滑り降りているのです。


いやあ!往復バスにしてよかった!この道は下るのでもハイキングを超えている。冬にはスキー場から乗鞍山頂を目指している人たちもいたし、山頂が見えていたので「たいしたことはないかも」と思っていたのですが、「どうしてどうして」かなりの距離のある、たぶん相当時間がかかる道でした。ただ、その道を多くの人がサイクリングで上がっていたのに驚きました!

そして、終点「畳平」に到着。気温12度!!下界では最高気温36度越えのところもあるというのに・・・。小雨交じりですが見通しもまあまあ。お昼ご飯をターミナルのレストランで食べて、近くのお花畑を散策しました。高山植物が咲いていて気持ちよかったのですが、さすがに2000mを超えているところです。上り坂はきつい!息が・・・


山頂を目指している人(30分ほど)もたくさんいたのですが、お花畑を少し回るくらいで降りることにしました。なにせ装備が・・・。半袖の者もいたので!

下りのバスも揺られているといい気持ち・・・どこでも寝てしまいますね。

善五郎の滝


休暇村に着くとちょうどチェックインの時間。チェックインしてビールを飲んでいると若者が近くの滝に行ってみるというので、私も参加することにしました。「善五郎の滝」が休暇村の近くにあるのは知っていたのですが、冬にはスキーに忙しく行ったことがなかったのです。車で滝の入り口というところまで行って、森の中を15分ほど進むとありました「善五郎の滝」。なかなかしぶい滝でした。案外多くの人が来ていてびっくりしました。帰り道に「休暇村こっち」の看板がありました。若者はそっちから歩いて帰るということで分れて、我々は車の所へ帰り車で休暇村に。なんと帰り着いたら若者はもうすでに到着いました。上り坂だったけれど15分くらいで帰りついたとか。駐車場と休暇村の半分くらいの所に滝はあったのです。車いらなかったのか!フロントで聞けばよかったのだ。


夕食前に温泉に、夕食はいつものバイキングです。8人グループの我々は予約席になっていました。

食後ホールではアコーディオンの演奏をしていましたが、我々はゆっくりおしゃべりをして、この日一日を終えました。